栄光にむかって走る

そうか、卒業時期はずれるのか。
そうか。



卒業と聞いて「驚きませんでした」なんていう鉄面皮な反応は読みたくない。驚けよ。
むしろ、2人一緒にっていうのは何だ。辻加護は運命の2人だとして、飯田圭織石川梨華一緒ってのは何だ。石川は勿論重要なメンバーだ。だから卒業するなら大いに惜しみたいし、卒業することを惜しむことは、彼女の明るい(と願う)前途を否定することにはならない。
だが問題はリーダーだ。飯田圭織ってのは、そんな存在かね。彼女が去るってことはもっと大きな意味を持つものではないのかね。メンバーをまとめるために孤立を選び、寂しさを背負って率いてきた人こそ、飯田圭織ではないのかね。
多分きっと、そういう「大きな意味」を持たせたくないのだろう。モーニング娘。の「終焉」を想起させるものを、最も怖れているのだろう。でも飯田も石川も、きっちり「場所」を作るのに相応しい活躍をしてきたはずだ。

文句は言うまい。とりあえずこれだけ書いて、あとはもう、文句を言うまい。

ただ惜しむ。ひたすら惜しむ。