沙汰
スフィアの結果を踏まえての更新もせず今日に至った次第、汗顔の至り。
スポフェスのガッタス斉藤瞳引退試合の様子を過日のDOKYUにて拝見。
実際にその現場にもいたのだけれども、何分席が遠すぎて、いつものガッタスの試合のようなライブ感に乏しかったのが残念だった。
斉藤のコメントを聞いている間の吉澤ひとみの表情を見て、改めてガッタスと斉藤瞳が吉澤に与えてきたものの大きさを感じた。ここ1年、彼女のあんな貌は見たことがない。
どんなに大切に思っているものであっても、はじまりがあれば終りがある。モーニング娘。でそのことをいやというほど味わってきた彼女は、今度はガッタスでそれを味わっているというのか。
オリジナルの5人が手売りで愛の種を売った時のことは、その5人以外にはわからない。同じようにガッタスにおいても そこで濃密な時間を過ごした者にしかわからないものがあることだろう。だから、誰も斉藤瞳の代わりにはなれないのだ。これから先、新しい血が入ってきたとしても、10人のままだったとしても、あの頃 斉藤瞳がいた13番は永久に空席のまま。
しかもガッタスの前にのびる道のりは 誰からも誉められない道のりである。
吉澤ひとみは自身の力のみでガッタスを牽引しているのではない。むしろ彼女は支えられている。チームの仲間、コーチ、スタッフに。
道はいよいよ険しい。誰にも誉められない、誰にも認められない、でも自分は確固たる信念もって仲間と共に道をすすむ。それも「勇気」。
自分はそこに吉澤ひとみの生長の一端を見つけたりする。